だらだら日記 on Hatana Blog

おっさんオタが趣味に塗れた日常を書いたり書かなかったりするブログ

「放課後さいころ倶楽部」1巻、読みました。

ゲッサンで連載中の作品です。タイトルからも分かる通り、さいころを使うもの・・・いわゆるボードゲーム、というか、アナログゲームをテーマにしています。テーマがテーマだけに、連載開始時から注目していて、単行本になるのを待っていました。今回ももちろんネタばれ無しで感想を書きます。
さてこの作品、お話としては、他の人の楽しんでいるものを楽しむことの出来なかった主人公が、ひょんなことからボードゲームに出会い・・・という感じのストーリーです。まぁこの手のホビーモノではアリガチといえばアリガチな展開ですね。
更に言えば、単なるゲーム紹介マンガかなぁと思っていたのですが、なかなかどうして、ゲームの紹介はもちろんあるのですが、ゲームの展開を媒介にした人間模様というかキャラの成長*1に目が行きます。今の状態なら、どういう方向にも話を転がすことができそうで、先が楽しみです。もちろんゲームの展開そのものがストーリーになっている回もあります。この辺りの使い分けが絶妙ですね。実に良く練られていると思います。
あとは、倶楽部と銘打ちながら、学校のクラブ活動ではないのがちょっと意外でしたね。もちろん、他にも倶楽部と書いてあってもそうでない作品もありますが、舞台がメインキャラが高校生だったので、自然とそうではないかなと思ってしまっていました。実はボードゲームやる場所も学校以外がほとんどだったりするのですが。
まぁアレです、女の子達が楽しそうにボドゲやってていいよねってことで(そこか)。あ、最近のこの手の部活動もの(部活動じゃないけど)によくある、女の子しか出てこない、なんてことは無く、男のキャラもちゃんと出てきます、ハイ。

まさか少年サンデー系で、こんな作品が読めるとは思っていませんでしたね、ゲッサンはそういう雑誌だということですね、何気に連載されている(されていた)作品で読んでいるものが結構ありますが、今後も応援したいと思います。でも雑誌は諸事情で買えないんですよね・・・本当は支えると言う意味で雑誌を買わないと駄目なんでしょうけど。

*1:ちょっと言い過ぎかもしれないが。