「甘々と稲妻」１巻、読みました。

公式：甘々と稲妻 / 雨隠ギド - アフタヌーン公式サイト - モアイ(試し読みできます)
雨隠ギド先生が、good!アフタヌーンに現在連載中の作品です。以前からタイトルだけ知っており、気になっていたのですが、ようやく読むことが出来ました。ネタばれはほぼ無い形で感想を書きたいと思います。
自分が気にしていたのはもちろんですが、何気にTwitterのTLで話題になっており、余計に・・・という状態だったのですが、なるほど、コイツは面白い、話題になるのも分かります。読んでホッコリするタイプの面白さですね。
お話としては、妻に先立たれた教師が、幼い娘と教え子の女子高生と共に料理に親しんでいくという内容です。ぶっちゃけ、何がどう、"甘々で稲妻"なんだ？と思っていますが。読み深めが足りないですかね？
さて、料理がテーマにはなっているので、当然料理のシーンが結構な割合を占めてはいますが、何気にその間に入るキャラ描写でハッとさせられます。各キャラの事情と言うか行動を掘り下げるような展開で、それによりキャラ同士の関係が少しずつ変わっていくのが分かって実にベネ。絵も個人的には好みですね。アフタヌーン向けな絵柄といいますか。個性的というか、ちょっとマニア向けな雑誌向けというか(褒めてます)。まぁ細かいところは置いておいて、単純に料理を楽しそうにしている＆おいしそうに食べているシーンを見ているだけで楽しい気分になれる作品だと思います。
あえて難を挙げるとすれば、眼鏡をですね・・・外す必要はなかった、もしくは、家(店)ではいつもかけているとかですね・・・こう、アレですよ(黙れ)。
作者の雨隠ギド先生、なんかすごい名前だなぁと思いつつも、どこかで見たような絵柄・・・と思いながら、今作を読んでいました。で、読み終わった後に、それでも気になって調べてみると、エンターブレインから出ていた「恋煩いフリークス」も描いていらっしゃるではありませんか！実はこの作品も、当時表紙というかタイトルに惹かれて読んだ作品で、個人的に当たりだったものです。思わず「ああ！」と声を出してしまいましたね。大変失礼ながら、お名前を失念しておりました。もう覚えたので次からは(汗)。うーん、今作といい、タイトルに惹きつけられる運命にあったようですね。今後は贔屓にさせていただきます、ハイ。
次は３月予定とのこと、待ち遠しいですなぁ。ホントは雑誌連載で追いかけたいけど、うーん。