だらだら日記 on Hatana Blog

おっさんオタが趣味に塗れた日常を書いたり書かなかったりするブログ

クロサギ

今年の春にドラマ化されているので、タイトルを知っているという方もみえるでしょうね。物語は、幼い頃にある詐欺によって家族を失った主人公「黒崎」が、自らが詐欺師のみを標的ににする詐欺師”クロサギ”になることで、その詐欺師に復讐すべく、詐欺師を食い物にしていく・・・といった感じです。ちなみに人(カモ)を騙して金銭を巻き上げる詐欺師を”シロサギ”、異性(カモ)を餌とし、心と体を弄ぶ詐欺師を”アカサギ”と作品中では呼称しています。
シロサギの情報を入手し、被害者に強力をさせて、シロサギを追い込んでいく。話の流れはこのパターンの繰り返しですが、実に様々な詐欺の手段があり、ムムゥと唸らされます。コミックスの巻末には、そういった詐欺の解説や、身を守る手段の解説が載っており、さらに唸らされます。
かといって、小難しい訳ではなく、話の構成で、シビアな部分とコミカルな部分がバランスよく配置されていて、サクサク読めます。キャラも適度にディフォルメが効いていて、詐欺の内容(悲惨さ)の割に、余りキツさを感じさせません。
このマンガ、ドラマ化されるかなり前から、読んでみたいなぁと思っていたのですが、ドラマ化されてしまい、ちょっと腰が退けていました*1。ところが、ひょんなことから、マンガ喫茶で読む機会を得て、そのおもしろさを確信、購入を決意しました。それから、古本屋を巡って、少しずつコミックスを揃えていきました。で、最近ついに最新刊に追いつきました。
参考:クロサギ (漫画) - Wikipedia(wikipedia)<ネタバレ注意
公式紹介サイト:http://www.youngsunday.com/rensai/comics/kurosagi.html(ヤンサンWEB)
ドラマ版サイト:http://www.tbs.co.jp/kuro-sagi/(TBS)<音注意

*1:メジャーになると、なんとなく手が出しにくくなるのだ。