だらだら日記 on Hatana Blog

おっさんオタが趣味に塗れた日常を書いたり書かなかったりするブログ

MVSの新規入手ソフトその8

さて、またまた間が空いてしまいました、MVSのソフト紹介、今回は予告通り*1ファイターズヒストリーダイナマイト」です。今は亡きデータイースト*2ネオジオ参入第3弾のゲームです*3。前作に当たる「ファイターズヒストリー*4は、MVSではなく、いわゆる普通のゲーム基板として販売されていました。なぜ2作目がMVSになったのかは・・・謎、と言うことにしておきましょう。ゲームとしてはなかなか良くできていて、前作から引き継いだ”弱点システム”、業界初?の必殺技コマンド「前溜め*5」等、意欲的でかつ、完成度の高いゲームでした。ゲームについての詳細はここをご覧ください。
さて、ここで折っておきますね。
ファイターズヒストリー」といえば、恐ろしく暑苦しくて、濃いキャラが思い出されますが、全く持ってその通りです(笑)。中でも”ケンカ百段”の「溝口誠」は、その暑苦しさが受けて、主人公のレイを押しのけて、主人公になってしまったり*6、他のゲームにまで出演してしまったり*7と大活躍でした。ちなみにムエタイ使いの「サムチャイ・トムヤムクン」もカルトな人気があります(笑)。
このゲーム、実は未だに熱狂的なファンがいて、一昨年前に有志で全国大会が開かれてしまった(注:音が出ます)ほどです。さらに昨年、大会の模様を収録したDVDまで発売された日には*8!さすがの僕も驚きました(笑)。
上で熱狂的なファンがいるとは書いたものの、やはりマイナー感は拭えませんね。対戦バランスも微妙ですし(^^;)。それでも稼動当時は、仲間内で結構対戦したものです。メンバーは大学の友人や後輩、バイト先の社長や常連の皆さんなのですが、特にバイト先の社長と大学の友人の南雲氏(id:nagunagu)とは相当な数の対戦をした記憶があります。
使用キャラは八極拳士の「李 典徳(リー・ディエンドー)」をメインに、ムエタイ使い*9は使わざるを得ないということで「サムチャイ」をサブ、ネタで前作の中ボスだった「クラウン」を使っていました。実はこのリーというキャラ、僕の使用キャラの中では珍しく、かなり強いです。状況次第では、しゃがみ大パンチ*10からの連続技で気絶*11まで持っていき、もう1セット連続技を入れてKOなんてことも可能でした(汗)。ちなみにバイト先の社長はロッカーの「マッドロック・ジェイド」と京劇の女優で蟷螂拳使いの「劉 飛鈴(リュウ・フェイリン)」、プロレスラーの「マーストリウス」*12を使用、南雲氏は前述の溝口を使っていました。もう10年以上も前です・・・懐かしいですねぇ(遠い目)。
今回動作確認のために久々にプレイしてみましたが*13、そこそこ動かせましたね、キャラを。CPU戦も5人目くらいまでいきました。ちょっとがんばればクリアできそうです。さすがに牛を出すのは無理かもしれませんが*14
そうそう、全然ゲーム内容とは関係ないのですが、このゲームのROMカセット、すごく接触が悪く、ウチのMVSでなかなか起動してくれなくて、メチャクチャ焦りました(^^;)。
あー、なんだかこの文章書いてて、このゲームで対戦したい熱がムラムラと(笑)。誰か対戦してください。

*1:実は予告したのを忘れて、違うゲームを書くところだった(汗)。

*2:通称デコ。DECOと書く。

*3:現在は、携帯電話コンテンツ会社のジー・モードが権利を持っているようだ。

*4:カプコンとの訴訟の絡みで、別な意味で有名になってしまったゲームである。

*5:通常溜め系の必殺技は、ガード方向、つまり相手と反対方向に向かってレバーでの溜めを作る。前溜め、その逆、つまり相手方向にレバーを入れ続けなければならないということである。

*6:SFC版「ファイターズヒストリー 〜溝口危機一髪!!〜」

*7:同社の水滸伝をモチーフにした格闘ゲーム「水滸演武風雲再起」。"羊の呪い"なんて技まで習得していた。

*8:DVD発売記念の大会も開かれた。

*9:ただしサガット以外(笑)。何となくだが。

*10:結構リーチがある上に判定が強い。

*11:この場合は弱点が取れるの意味。

*12:お約束で投げ間合いのめちゃ広い必殺投げ「ダブルジャーマン」を装備(笑)。

*13:と言ってもすでに3ヶ月以上も前だが。

*14:無敗でクリアすると隠しボスとして出現する。今思うとこのゲームに限らず、当時はそういう演出が多かった気がする。餓狼SPのリョウ・サカザキとか。