だらだら日記 on Hatana Blog

おっさんオタが趣味に塗れた日常を書いたり書かなかったりするブログ

MVSの新規入手ソフトその7

その6から随分と空いてしまいました。まぁ誰も待ってなどいないと思いますので(^^;)、マイペースで書いていきたいなぁと。
さて、今回は「ザ・キング・オブ・ファイターズ '94」および「同・'95」です。今となっては唯一新作が出続けている*1SNK(プレイモア)を代表する対戦格闘ゲームです。チームバトルや攻撃避け等の新たな概念を導入したこのゲームの功績は計り知れないものがあります。というわけで、ここで折っておきますね。
ゲームの内容に関しては、「餓狼伝説」シリーズや「サムライスピリッツ」シリーズ以上に語られ尽くしているので、ここではあえて書きません。'94の発表時、同一メーカー内とはいえ、違うゲームの主人公達が一堂に会して戦うという設定は、ファンとしてはものすごくインパクトがありました。どのチームを使おうか、迷いながら発売を楽しみに待っていたものです。
というわけで、このソフトも当然家庭用を持っています。もちろん2本ともです*2。実はこのシリーズ、あまりヤリ込んでいません。94だけですね、まともにやったのは。ちょっと当時の状況を覚えていないのですが、おそらくキンター95以外に他にやるゲームがあったからではないかと。もちろん他にも理由はありますが。
さて、キンター94です。このゲームは僕自身の格闘ゲームにおける野試合の連勝記録を持っていたりします。まだMVS版が発売して間もない頃、SNKが「NEOGEO-CD」のお披露目イベントを名古屋で開催しました。当時学生だった僕は、もちろんそのイベントに参加したわけですが、そのときにこのゲームがフリープレイで設置されていたんですね。で、そこで乱入したあと、破竹の快進撃。なんと20連勝以上もしてしまいました*3。仲間内ならともかく、こういう不特定多数の人との対戦では、後にも先にもこれだけ連勝したことはありません*4。もっとも、勝てたのは理由があるのですが。発売したばかりと書きましたが、実はバイト先には先行入荷していたんですね。攻撃避けやパワー溜めによる攻撃力のアップ、援護攻撃等、新しい要素が多かったこのゲーム、早くプレイできればそれだけ有利なのは間違いありません。さらに当時としては珍しく、ネット*5で情報収集して、隠しだった超必殺技のコマンドも解明済みとくれば、ある意味勝てて当たり前かもしれません。ただ、勝つための要素に情報戦が含まれるのは今の方が顕著なわけで、それを恥ずべきものとは(あまり)思っていません。きっと、僕と同じ条件の人もいたでしょうしね(言い訳)。ちなみに負けた理由は連戦の疲れと、ギャラリーの多さに当てられてしまったことだったりします*6
あとは・・・家庭用でハードのバージョン違いで動作しないことがあったのが印象に残っていますね。自分のでは動作するけど、友人*7のでは動かなかったのです。結局、ハードの修理だかロムの交換をしたと思われます。大容量化の影響か何かだったのでしょうか?
次にキンター95です。西暦表記から分かるように、94の続編という位置づけです*8
こっちは・・・上にも書いたように、それほどヤリ込んでいません。理由はすでに書いた、他のゲームをやっていたことと、キャラバランスが悪かったからです。一部のキャラが飛び抜けて強かったので、対戦がつまらなかったんですね*9。さらに今作からチームエディットが可能になり、お好みのキャラでチームを組むことが出来るようになった*10のですが、そのおかげで、ちまたで見かけるチームは皆同じメンバーばかりになってしまったのですね*11。キンターを揶揄して、キャラゲー*12と言われることがありますが、それは主人公の「草薙京」やライバルの「八神庵」のようなキャラが弱いのはどうよ?的な観点で調整されているとしか思えないキャラバランスだからなのですね*13。逆にその辺りを割り切って遊ぶ分には、キャラも多いし、演出もいいし、なかなか良いゲームなのではないでしょうか?もっとも、個人的にはゲーセンで胃をキリキリさせながら対戦する気にはなれませんが。逆に仲間内でゲラゲラ笑いながら対戦するにはうってつけとも言えますね。
なんだか、後半はキンター全体に対しての記述になってしまいましたが、そんな感じです。
今回10年ぶりぐらいにプレイしましたが、BGMやゲーム中のコール*14が懐かしすぎますね。他のゲームにも言えることですが、耳に入ってくると当時の情景が頭に浮かんでくるから不思議です。逆にグラフィックに関しては、最新作とあまり代わり映えしていません。あえてそうしている向きもあるとは思いますが、ちょっと残念ですね*15。ちなみに、94、95ともに当時1コインクリアしています。今回は・・・94はルガールまで行けました。95はorz。このゲームはまぁクリアしなくても良いかな。時間ないし(;´д⊂)。
おっと、かつて無いほど、長くなってしまいましたね。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
次回は「ファイターズヒストリーダイナマイト」の予定です。

*1:現在はMVSではなく、アトミスウェイヴ(AW)でリリースされている。が、今後はAWでのリリースは行われないとのこと。何かあったのだろうか?

*2:ちなみに94〜96、98の家庭用を所有している。

*3:実は正確な連勝数は覚えていない。20以上は確実なのだが。

*4:他には真サムで12連勝、餓狼SPで14連勝くらいか?

*5:もちろんパソコン通信である。

*6:というか、わざと負けた。同行者を待たせてしまっていたので。

*7:南雲氏(id:nagunagu)である。

*8:キンターシリーズは時間軸が曖昧だが、94→95は間違いなく続きである

*9:開発側のコメントとしては、キャラバランスは皆を同じ強さにすることではなく、キャラ相性という形で調整しているとのこと。それでも満遍なく強いキャラがいるのは??

*10:これは待ち望まれたシステムであるはある。

*11:これは、95以降の全てのキンターシリーズは元より、チームエディットできるゲーム全てに言えることである。

*12:キャラクターゲームの略。キャラクターの良さに焦点を当てたゲームのこと。ゲーム内容がおろそかになることがよくあるので、良い意味で使われることはあまりない。

*13:私見も入ってはいるが。

*14:READY GO!とか。

*15:94発売当時、プリレンダのCGの様な塗りのグラフィック(チャンの鉄球とか)は、ものすごく斬新に感じたことを追記しておく。