シザーズ３巻、ついに入手

「焼きたて！！ジャぱん」で、今や押しも押されぬ人気マンガ家になった橋口たかしセンセですが、実は「ジャぱん」の前に、かなり珍しい題材のマンガを書いていました。そのタイトルは「シザーズ」。床屋の息子が、店を継げという親父に反抗して、美容師を目指すというお話なのですが、なかなか橋口エキスが迸っていて*1、読ませる内容になっています。
そのマンガが連載していたのは、小学館の「コミック・ガッタ」おそらく知らない人がほとんどのマイナーな雑誌です。「ロンドンブーツが編集長!!」という触れ込みで創刊し、１年強(？)で休刊、原哲夫センセや江川達也センセも描いていたものの、狙いがよくわからない雑誌だったとのことです(僕自身、雑誌の存在は知っていましたが、読んだことがないです)。雑誌が休刊ということは、当然「シザーズ」の連載も打ち切りです。今回入手した３巻の異様なまでの分厚さがそれを物語っています。
この手の休刊した雑誌に連載していた作品のコミックスは、よほどのことがない限り、かなり部数が少なくなります。僕もこの「シザーズ」の存在を知ってから、３巻を入手するのにかなりの時間を要しました。１〜２巻は割りと見かけたのですが、最終巻の３巻だけ、どうしても見つからなかったんですね。そもそもそんなマイナー雑誌のマンガを買う人なんて、よほど好きな人なワケですから、手放さないんですね(少なくとも僕が同じ立場なら手放しませんね)。とにかく見つけたときは、うれしくて思わずガッツポーズまでとってしまいました(恥)。ちなみにまだ読んでいません(時間なくて^^;)。打ち切りなんでどんなまとめ方をしたのか、今からドキドキです。
いやぁコレで橋口センセのマンガは、「スト２爆笑！！４コマギャグ外伝」の６・７巻と「チエばーちゃんの知恵ブクロ」のみとなりました。ああ、でもどちらもてんとう虫コミックスだから、入手難易度高いんだよねぇ(特に後者)。

*1:派手なリアクションがあるわけではない、念のため。