スパイウェア・アドウェア

上の名前を見て、ピンと来た人はＩＴ関連の仕事をしている方でしょうか？”スパイウェア”とはその名の通り、ＰＣの中に潜み、そのＰＣにある個人情報などを外部に送信してしまうソフトで、”アドウェア”は、いわゆる広告ソフトで、悪質なものは、勝手にブラウザのホームを書き換えてしまったり、なにかするごとに、ブラウザが起動されて、広告のサイトが表示されたりします。ほとんどウイルスに近いもので、メーカーによっては、完全にウイルス扱いをしているところもあります。
さて、知っているという人の中でも、注意している(対策を施している)と言う人は少ないのでは無いでしょうか？こんなことを書いている僕も、ソレほど注意を払っていませんでした。
「でした」ということで、今は注意を払っているのですが、それには理由があります。先日、お客さんのとこで、かなり苦労させられたからです(^^;)。もっとも、そのお客さんの場合、あからさまにスパイウェアやアドウェアが仕込まれてしまうようなことをしていたため、大変なことになってしまったのですが。
この手のソフトは、ブラウザ(主にインターネットエクスプローラー)の脆弱性を利用して、勝手にインストールされてしまったり、巧妙な英文のメッセージで、ユーザーにインストールをさせてしまったり、フリーソフトをインストールすると、セットで組み込まれてしまったりと、気がつかないうちに仕込まれていることがほとんどです。いやらしいですね。
当然防ぐ手立ては存在します。ウイルス同様、ツールがあるので、それを使って、検索・駆除するのです。・・・というわけで、この話、続きます(いや、長くなりそうなので^^;)。